<子ども同士の戯れの、なんと楽しそうなこと・・・>
今日は、赤ん坊とは離れたつぶやき。
昨夜、一人の女性からメールが届いた。
妊活中(こんな言葉があるのですねえ)の1つ年下の方だった。
私のブログにたまたま辿りつき、読んでくださったようで、
どれほどの勇気をいただいたことでしょう・・・、とあった。
最近、私は高齢育児(?)の生活に、「疲れた」という言葉ばかり吐いていた。
高齢妊娠中は、身体は絶好調で、持病の腰痛も治まり、快適な日々だったのだが、
高齢出産後の高齢育児生活は、予想以上の肉体疲労に参っていた。
自分は、この年にして赤ちゃんを授かったこと、を、
本当に運が良かった、と思う。
神様に感謝する。
そして、40歳を過ぎ、子どもを望んでいる女性に、
少しでも光を感じてもらえたら、という思いもあり、ブログを書き記すことにした。
特に、私と同じように、ずっと仕事優先の生活をしてきた女性には、
「大丈夫、まだ、可能性はあります。がんばって!」と言いたかった。
そして、
「でも、のんびりしてる余裕はない。今すぐに、生活改善を、体質改善をして!」とも。
メールをくれた女性は、高齢出産に関する世の中にあふれる情報の渦にのまれ、
たぶん、悩み、苦しみ、あきらめ・・・の日々を送っていたことだろうことは想像できる。
私も、つい最近、”卵子の老化”という衝撃的なタイトルのテレビ番組を見たばかりだった。
この番組を見ていたら、本当に私は運が良かったのだ、とつくづく思い、
そして、隣で寝ている赤ん坊、みきお、がここにいるのは奇跡のように感じた。
高齢育児がいかに肉体的に大変か、を、この10カ月、思い知らされたこともあり、
“卵子の老化”の番組で伝えたかったメッセージ、
「(日本の)女性は、出産適齢期をもっと早く意識しなければいけない」ということ、
私も強く共感した。
・・・と同時に、
でも、赤ちゃんは、神様の領域のことなのだ、とも思った。
だから、平均的には、やはり40歳以上の妊娠は、非常に確率も下がるし、
さまざまなリスクも伴うことは確かなのであるが、
人の身体には個人差がある。
40歳代でも健やかに、無事に、妊娠、出産をしてる女性は確実にいる。
私のように、42歳と51歳の中年夫婦に赤ちゃんがやってきてくれた例もある。
子どもがほしいと望んで、さまざまな努力をしている女性、そして夫婦にとっては
うまくいかなかった事例と同じぐらい、運よく、赤ちゃんを授かったうまくいった事例に
強く心を動かされるのだ。
信じることしかない、と、わたしは最終的には思う。
そして、また、最終的には、赤ちゃんは人智を超えた領域の世界だと思う。
自分の思い通りにならないこと。
だから、どんな行く末になろうと、それを全部受け止めることが求められるのだろう。
メールをくださった方。見ず知らずの方なのだが、
この方のおかげで、私はこのブログをコツコツと書いてきて
本当に良かった、と、心から嬉しかった。
少しでも、一筋の光を感じてもらえたならば、本当にうれしい。
疲れた、疲れた、とつぶやく日々の中で、忘れがちだった、
こんなに愛しい子どもを授かることができた幸せを、感謝した。
明日で、生後11カ月。