2012年1月28日土曜日

42歳からの子育て・・・生後6カ月(離乳食、10倍粥からスタート)


出産日の7月28日からちょうど六か月。
離乳食をスタートしてみることにした。

子育てに関する情報って、あれがいい、これがいいと
さまざまな考え方があるので、本当に面白い。
離乳食に関しても、スタートする時期もまちまちで、3カ月から果汁を与えよ、という人もいれば、
6カ月までは母乳以外は与えてはいけない、はたまた、10か月までは腸が未成熟だから、
母乳だけでも十分、という説まで、、、とにかく千差万別なのである。

与える食べ物の良しあしに関しても、さらにばらんばらん。
わたしの手元にある本3冊をひも解くと、「玄米絶対!白米はなんの栄養もない、抜け殻のような代物」(『自然派ママの食事と出産・育児』(大森一慧 著)とか、「穀物は栄養にならないから、果物や野菜を中心にあげなさい、乳製品や卵はアレルギーになる可能性が高いから乳児には与えてはならぬ」(『子供たちは何を食べればいいのか』(松田麻美子 著)とか、はたまた、「補食は1か月半から2カ月から。赤ちゃんには穀物は与えず、乳製品や動物性たんぱく質で育てるのがポイント」、という説まで!・・・はっきりいって、ほぼ真反対のことを言っている。
つい先日でかけた、町田市主催の離乳食講習会は比較的スタンダードで一般的な保育本に書かれたものと同じ。玄米について質問したところ、「穀物が良い、しかも白いお粥がいい、玄米は消化に悪いから避けた方がいい」と言われた。

わたしは、自分自身には食物アレルギーはないが、乳児の早い時期にはアレルゲンの原因になりやすい食物(卵、牛乳、大豆など)をあまり与えない方がアレルギーになりにくい、という考えは感覚的に支持したい気持ちになった。また、自分は玄米を食べているが、乳児は消化能力がまだ低いから最初は白米のおかゆから始めてみよう、とも。

赤ちゃんの体質も千差万別。何が良くて何が悪いか、ではなく、何がその子に合っているか、を見つけることが大切なのだろう。また、さまざまな考え方がある中で、親がどんな考え方を信じるか、選択するか。離乳食だけでなく、これからの育児、子供の育て方に関するありとあらゆる状況下で迫られる問いなのだろうなと思う。

実家の母親に私の赤ん坊の頃の離乳食は?とメールで聞いてみたら
「昔は早くて、3カ月から。果汁、スープ、お粥、卵の黄身1/4とか、四か月過ぎたら野菜のつぶし、とかカボチャやイモのつぶしとか」とのこと。
現代では、卵を3カ月で与えるのは早すぎる!ってとこだ。
我が家はアレルギーやアトピー、自然派の考えとは程遠く、幼少期から、肉、卵、動物性タンパクたっぷり。牛乳たっぷりの洋食中心の食卓だったし、当時の考え方の主流は、牛乳や卵は子供の成長に欠かせないもの、だったのだろう。

そんなこんな、いろいろ考え、参考にしつつ、
離乳食の第一日目。10倍粥をほんのひと匙、ふた匙。
みきお、生まれて初めて口にした、木のスプーンの感触、白いドロドロのお粥の味に
目を大きく反応し、そして、嬉しそうにスプーンを口に含み、もぐもぐ&にこにこ。
やっと出会えた、母乳やミルク以外の味わい。なんか、とても楽しそうだ。
なんだろ、なんだろ???なになにー?これはなになに?

口に入れたら入れただけ呑み込んでしまいそうな勢い。
初めの日はひと匙からと。ゆっくりいくことにした。

ああ、良かった。まずは順調な滑り出し。

「食べるって楽しいな!」と感じてくれたら、それでよいのさ。

4 件のコメント:

  1. いいね。楽しくやってくださいね。

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  2. めんこいなー、いろいろ悩んで一生懸命なお母さんをやっていますね。自然学校早く作ってください、うちの子らを送り込みたいです。

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  3. いつか、一緒に美味しい食事ができる日がきます。まっててくださいー!smatさま。

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  4. ボストンさま。ありがとうございまーす。あたしたちも、そちらに短期留学とか?こども小さいうち、早いうち、行きたいですよ。日本語も英語もどちらも自由自在に使えるのでしょ?うらやましい。

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