11月11日(木)雨の中、近所の小児科「山口小児クリニック」に向かう。
つい数日前、鼻づまりとたまに出てくる咳が気になり、初めて小児科を受診。
助産師さんがオススメしてくれたのがここのクリニック。
「問題なさそうだよ。まあ、念のためシロップだけ出しとくけど」
大前研一みたいな、体格のいい豪華な山口先生。
国に先駆けて、ポリオの不活化ワクチンを独自導入しているところが気にいり、
かかりつけの小児科にしようかなと思っていた。
「お母さんいくつ?」
「43歳です」
「お父さんは?」
「52歳です」
「初めてのお子さん?」
「はい。そうです」
「・・・」
(へえ・・・??、と夫の顔を見たらしい)」
ぽんぽんと会話が進み、子気味良い。
風邪ってほどじゃないとのこと。安心した。
ついでに、予防接種のことをいろいろ聞き、複数のワクチンを同時接種する方法などを
丁寧に教えてくれて、
「ポリオの説明は、金曜10時にやるから、もしよかったら来て」とのこと。
そして、三種混合の第一回予防接種も予約してきた。
11日金曜はお昼から三ヶ月検診がある。
ちょうどよい。
というわけで、11日は朝から夫に付き添ってもらい、
ポリオの説明を聞き、三種混合の予防接種を打ってもらった。
ポリオは、生ワクチンにより起こりうるトラブルについて。
約100万回に1回の確率でポリオに感染する危険性があるとのこと。
不活化ワクチンは日本以外の先進国はすでにとっくに実施しているのに、
日本は10年前から導入を検討するといいながら、いまだ決定がなされていない。
「この国のことを信用していないからね。ぼくらは」と山口先生。
先行して、より安全なワクチン輸入を始めているとのこと。
ただし、きちんと説明をして、納得してもらった上で実施したいからと
なるべく父親にも参加してもらう説明会を行っているという。
見た目よりも丁寧な先生だなと感じた。
・・・てなわけで、山口小児クリニック終了。
その後、近所でランチを済ませて、鶴川市民センター内の検診会場へ。
すでにたくさんのお母さんと赤ちゃんが待合室に大集合中。
かなり待ちそう。
しかし、こんなに3,4ヶ月の赤ちゃんがご近所にいたなんて。
30分ぐらいの待ち時間の後、最初に集団で育児に関する座学。
事故防止、離乳食、歯のお手入れなど。
その後、体重・身長を測かるお部屋へ。
オムツ一枚になり、測定。5890g。62.9cm。
そして最後に小児科の先生による診察のため、隣の部屋へ。
そこには、あの豪快な、大前研一みたいな山口先生がいた。
「なんだ、先生。またお会いしました。よろしくお願いします」
「おー。俺も忙しいのがわかっただろ?大変なんだよ、休む間もなく働かされてるよ」
手早く、ちゃっちゃっと赤ちゃんの身体を診察してくれて、
「はい、どこも異常なし。体重がもう少しあってもいいかなと思うけど
手や足の筋肉には問題ないから、このままで行きましょう。大丈夫」
・・・とのこと。
なるべく母乳でがんばろうと思い、ミルク補充は最低限できている。
3ヶ月したら生まれた時の体重の2倍ぐらいになると言う。
6キロに少し足りない。母乳が足りてないのかな?
ちと心配したが、豪快先生が大丈夫と言ってくれたので信頼しよう。
「この後は帰ってまた診察だよ。疲れたよ」と山口先生。
「今日は2回も診察、ありがとうございました。がんばってくださいー」
「いやだよー。疲れたよ(笑)」
町田市には6万人の子ども(乳幼児?)がいるけど、
入院施設のある小児科は、なんと町田市民病院だけ、と新聞記事にあった。
子どもは少なくなってるというが、小児科医や施設の不足も深刻のようだ。
私たち母親、父親は、しっかり赤ちゃんの健康について勉強して、
不必要な診察で迷惑かけないようにしないと、と思った。
ともあれ、今日の診察行脚は無事終了。
みきお、はさすがに疲れた様子。
初めての注射は、やはりわんわん泣きじゃくった。
こうして、少しずつ、たくましくなっていくのだろう。
親も、赤ちゃんもべんきょう、べんきょう。