2012年10月28日日曜日

42歳からの子育て・・・1歳2カ月と29日(ウンチを教えないその心)

<父をヘッドロックするも、お互い熟睡の図>


明日で1歳3カ月。相変わらずおっぱい依存は変わらない。
・・・が、この1カ月間、おっぱい依存と並行しての、食事に対する貪欲さ、すごかった。
「食欲の秋」は、幼児にも当てはまるようだ。
おかげで、体重も急増し、10キロを超えた。
もう、以前のようなやせ気味のひょろひょろ君じゃない。

特に、保育園に通った日の夜は運動量、外界からの刺激量が多いせいか、
こちらの食事の支度が待ち切れない。

10月23日火曜の夜。保育園から帰宅したのが17時。
保育園の日の恒例、夕方の長時間(約30分)のおっぱいタイムの後、
すこしだけおもちゃや絵本で一人遊びしていたものの、17時45分ごろには
キッチンにいる私の後ろに抱きつき大きな声でわめき、早く食べさせろとせがんできた。

「はいはい、じゃあ、バナナから食べてようね」
食事の準備がままならないときは、まずは、バナナでお茶を濁す。
以前は、このバナナで5分ぐらいは時間を稼げたのだが、最近は、あっという間に
1本を丸飲みしてしまう。冷凍しといたご飯をチンする間もなく、振り向くと、
「あ!あ!あー!!」と、お皿を指さし、お代りを要求。

「早すぎる!もっとゆっくり食べようよ、ね、みきお、早食いは良くないのだよ、よ。」
やむなく、時間稼ぎの第二弾。
「じゃあ、パンすこし食べようか」翌朝のために購入した食パンを半分ちぎって渡す。

パンは大好きである。
ご飯も大好き、バナナも大好き。
やはり、幼児は、炭水化物、すぐにエネルギーになる食物が一番のようだ。

この日の夜は、ものすごい食欲で、
バナナ1本、食パンを1枚をあっという間に食べてしまい、
その後、焼き魚のつぼだいを、がつがつ手づかみ。非常に気に入ったようで、
大人1人前を私と分けようと考えていたが、気づいたら、ほとんど残っていなかった。
そして、ご飯にひじきをかけて1膳ぺろり。
大好物のおからの煮物とかぼちゃも両手づかみ。
ちょっと、食べ過ぎた感があり、さすがに19時にはすでに眠そうであった。

しかし、19時過ぎに父親が仕事から帰ると、嬉しくてはしゃぎだし、
父が食べてるそばに張り付き、「あ!あー!あ、あ、あ、」と大きな声で、おしゃべり。

これは、「ぼくも食べたい」という合図で、明らかに自分が食べていない
サラダ、だとか、酢のものだとか、そういうものに目をつける。

幼児のくせに、もずく酢、なども食べたがる。

親の好きなものは子も好きになるのですね。
そんなわけで、また父親の食事からつまみ食いをして、お腹パンパンにして
20時半過ぎにお風呂に入り、イヤイヤの歯磨きタイムの後、
21時前、おっぱい(添い乳)しながら、ようやく寝た。

最近は、よく食べるせいか、深夜のおっぱいは一回あるかないか。
この夜は、大食のためか、熟睡。朝までよく寝た。

こんだけ夜ご飯を食べた翌朝。
いつもならば、朝ごはん前に、うんちがあるのだが、うんちが出なかった。
あまりに食べ過ぎて消化不良を起こしてたのかもしれない。
さすがに、朝はそう沢山は食べなかった。

この日も保育園の日で、16時半にお迎え。
お迎えの時に渡される、保育園からのお便りの紙には
おやつ、食事、うんち、睡眠、園での様子などが書かれている。

「今日もみきおくん。機嫌よく過ごしてますよー。
園庭のお砂場でお山つくったよねー、みきおくん」

「そう、よかったねー。みきお。あ、先生。そういえば、今日はうんちでましたか」

「あー、出ましたよ。すごくたくさん出ました!びっくりするぐらい出ましたよー」


お便りをよく見ると、
排泄(うんち)の欄には、こう書いてあった。


”9:05分 普通(大量)”

あまりに多かったので、大量。と書きましたー、と
かわいい保育士さんは笑ってくれた。
どんくらいか。大量って、本当に大量だったのだろう。
昨夜の夜の食事分ぜんぶがうんちになった状況を想像する。

生後1歳2カ月の思い出は、振り返ると、本当によく食べたなあってこと。
うんちもよく出たし、夜もよく寝てくれた。
この1カ月は発熱もなく、毎日元気で、機嫌よく過ごした。
一人で立てる時間も少しずつ長くなり、そろそろ歩けるようになる準備も整いつつある。
名前を呼ぶと、「はーい」と手もあげる。
大人のしゃべってること、ほとんどは理解しているようだ。

おっぱい依存は高いし、抱っこ抱っこもまだまだあるけど、
私の身体の負担もだいぶ軽くなり、
つい、「2人目ができればいいな」・・・などという、大それたことを考えてしまったりする。
そんな余裕も出てきた。

しかし。1つだけ、できてないことがある。
うんち後・・・。

うんちをしても、教えてくれない。
どんなに大量にしても、オムツをぶらーんと重そうにぶらさげたまま、遊び続けている。

「うんちしたら、お母さんに教えてね」と、たびたび言うのだけど。

最近は、うんちが大人なみに臭い。
どんなに離れていても、「あ、うんちした!」とわかる。

ちっとも教えてくれないので、仕方ない、
「あ、みきお、うんちしたんじゃない?」と近づき、
オムツをひっぱり、中を見て、うんちを確認し
「うわ。こんなにたくさん出た。みきお、うんち出たじゃないー」と言うと
にやっーと笑う。

おい、こら。笑うでない!
教えないとだめでしょ!

私はオムツが1歳半ば早々に取れた、手がかからない子だったと
母が教えてくれた。女の子はだいたいそう。男の子は遅いし、お漏らしも多いらしい。

どうなるか。
オムツ卒業の前に、まず、ウンチを合図する訓練だよなあ。


臭いうんちを嗅がせるのが楽しいのか。
残念ながら、子どもは大人の言うことがすっかり理解できているが、
大人の私が子どものことがまだまだ理解できない。
にやっと笑う、その心はなんなのか。ん?