2011年10月28日金曜日

42歳からの子育て・・・生後3カ月(先人の教えに学ぶ)

今日で生後3カ月。
出産後、授乳に悩み、寝不足がつらく、なんて大変なんだ!と
イライラしていた時、先輩お母さんや助産師さんから言われたのが
「3カ月ぐらいたつと落ち着くわよ」
「100日を超えると、赤ちゃんはまとめて眠るようになるわよ」

ついにその3カ月が来た。
うーん。確かに!

このところ、外出したり、客人が来たり、の、突発事項がない限りは
母乳だけで乗り切れるようになってきた。
おっぱいが詰まる、などのトラブルも今のところ無く、たまに
3時間以上あいてしまうとおっぱいが硬くなるが、
授乳すると、すーっと治る。

先人の言うことはだいたい正しい。
仕事でもそうだったけど、先の見通しが立つと、心身ともに楽になる。
最初の子供は大変。でも2人目以降は楽チン、というのはこのせいだ。

この先、まだまだ見えないことばかりだけれど、
この3ケ月間の学びを踏襲し、とにかく、先輩お母さんの声に耳を傾けよう!と思う。

昨日、学生時代のバンド仲間の加勢田香さん(旧姓植木さん)が遊びに来た。
20歳の頃は、戸川純バンドで「レイダーマーン!!!」などと絶叫していた彼女も、
今や高校1年、小学5年、そして2歳半の男の子3人のお母ちゃん。
下町葛飾区に住み、姑さんと同居。子供の学校のPTA会長を引き受け、
育児に全力投球の頼れる先輩お母さん。

「抱っこさせてー」
たいていのお母さん経験者は、乳児を抱くのが大好き!
ようやく6キロに届きそうな樹和(みきお)を抱きながら
「あーこのぐらいの時が一番幸せだわー。かわいいねー。かわいいねー」
顔をくしゃくゃにして、赤子を撫でまわしていた。

「ハイハイし始めたら大変よー。歩き出したらもっとだけどね!」
一番下の2歳半のハルくん。やんちゃでやんちゃで、ひと時も目が離せないという。
大、中、小・・・と3人の子供の子育て。想像するだけで肩が凝ってくる。
思った通りに育ってくれない、行動してくれない子供にイライラして
怒っているのが日常。
「お母さん、たまには笑ってよ」、と子供に言われてしまうらしい。

「このぐらいの乳児のときの匂い、柔らかいからだ、肌さわりは忘れられないのよ」
その時の記憶を思い起こす時が幸せな時だという。
「だから、めいいっぱい、楽しんで抱っこしてあげてね」

そうだなあ。腕が多少痛かろうが、こんな風に自分の腕の中で
つぶらな瞳でじっと母を見るときは、ほんのひと時、今しかない。

大事、大事。
今のときを大事にしよう。
先人の言うこと、きっと間違いない。

2011年10月25日火曜日

42歳からの子育て・・・生後2か月と27日(めきめきと自我の目覚め)

生後3か月が近づいてきた。
1日1日はあっという間なのに、この3か月はとても長く感じる。
日々、いろいろな発見があるので、気づいたことメモをまとめて。

<赤ちゃんの変化>
●視野が格段に広がる
縦横、上下、かなりいろいろな角度からものを見ることができるように。
少し遠くにいる私の姿を負うことができるため、私が視野に入ると
泣き始める、、、という現象も!
散歩に出かけると、きまって、下から上を見上げる。
空、森林の木々や葉っぱが好きで、じーっとまなざしを変えず、見つめている。
名前の通り、森や樹木、緑が好きなようで、とてもうれしい。

●うんち頻繁
2か月半ごろまでは便秘気味で悩んでいた。(最長5日出なかったことも)
ところが、ある時から急に頻便?に(笑)
1日4~5回、それ以上、小刻みにうんちが出るようになり、紙おむつの消費スピードが
一気に速まっている。想像するに、括約筋がしっかりしてきて、うんちを出すのが
上手になったこと、うんちが出ると気持ちいいので、踏ん張る癖がついていること、、、では
なかろうか???
親は大変だけど、便秘よりはいいかな、と思っております。

●おっぱいタイムは1日8回ぐらい(たまに夜は4時間~5時間に1回)
2、3時間おきの授乳は変わらず。ただし、外出して疲れたときは、4、5時間まとめて
ぐっすり寝てしまい、起きないことが発生。
すると、私のおっぱいがカチンカチン、岩のように硬くなり、慌てて起こして授乳する。
最近はおっぱいを吸う力が強くなり、上手に飲めるようになってきた。

なお、ミルクは外出時、どうしても泣きやまない車の中などであげる以外は
補充しなくても母乳だけで大丈夫になってきた。
ミルクあげる場合でも、補充量は、1日100~200ml。
やはり、母乳マッサージの威力大。
あとは、食事を気をつけて、ご飯食+野菜、豆類中心に、糖類や肉は避ける、が
功を奏しているかもしれません。

●眠い時は、おっぱい無しでは眠れない。
これは以前からの現象。とにかく、眠い時にぐずるのが一番大変。
とはいっても、おっぱいさえ飲めればすやすや。
父親だけの時は、何をしても泣きやまないため、「俺は無力だ・・・」と落ちこむ(笑)

●機嫌が良いと、よく笑う。
朝は一番機嫌が良く、いきなり目覚めた途端、笑っていることも。
赤ちゃんの顔を見て、笑いかけたり、顔や体をなでてあげると、とても喜び、
大きな口をあげて笑う。
前日に泣き叫ばれた父親は、朝の屈託のない笑顔を見ると、
すべてを忘れて、「かわいいなー。かわいいなー」と撫でまわしております。

母親の顔を見ると一番安心するようですね。
おっぱい飲む前に、私の目をじっと見て、笑うことがあって、
こりゃ、すごい意識がしっかりできてるな!と驚きました。

お腹がいっぱいでも、抱っこしてもらいたいとき、私が視野に入ると泣きます。
誰がそばにいるかで、態度を多少変えるような感があり。
だんだん、自我が強く出てきたかな。

●体重6キロを超過。ずっしり重く・・・。
おおよそ、生まれた時の2倍ぐらいになったようです。
腱鞘炎がつらくなり、ついに、ベビービヨルンの抱っこひもを購入。
これでかなり抱っこが快適になりました。

●髪の毛、相変わらず薄い。
いつかは生えると信じて、心配しておりませんが・・・。

<母親の変化>
●抜け毛は相変わらず。
カルシウム不足?ホルモンのいたづらでしょう。
いくらぐらい栄養補充すればよいのかなあ。

●腱鞘炎、指のこわばり
相変わらずではありますが、抱っこひも購入後は、少し緩和された感あり。
定期的にマッサージ・整体にてメンテナンスをして乗り切ろうかと。
10/20(木)にいよいよつらくなり、かかりつけの大久保「丹羽クリニック」にて整体。
指のこわばりは、リュウマチではなく、手首がやられているから、とのこと。
かなり丁寧に整体、調整してもらい、楽になりました。
and漢方薬コタロー41番をきちんと飲むようにと。

●おっぱい、アンバランス
左のおっぱいの分泌が良く、どんどん大きくなり、右とは明らかにアンバランス。
分泌がよいので、詰まりやすくもあり、3時間以上授乳があくと、まず左のおっぱいが
岩のように硬く、カチンカチンになります。
桶谷式母乳指導の先生には、「だいたい、みんなどっちかが大きくなっちゃうのよね」と。
振り返るに、出産後すぐは、右のおっぱいしかうまく授乳できず、左の苦手意識と闘い、
日々格闘していたのでありました。

<おまけ>
今日から夫がタイ・バンコク出張に。5日間いないため、1人で赤ちゃんと対峙するのは大変と
新兵器を投入しました。お母さん仲間から薦められた、バウンサー。
「最初は、バウンサーって何???」よく知りませんでした。
店頭でいろいろ試した結果、抱っこひもと同じメーカーのベビービョルンに。
自力で揺れるよう、赤ちゃんが学んでいくように作られているところが気に入りました。
また、国産メーカーのものと違って、圧倒的にデザインと色づかいのセンスが良い。
どーしてこうなんでしょうね。パンフレットの出来もすばらしい、fromスウェーデンです。

スウェーデンの小児科医も推奨、とか、人間工学に基づき、赤ちゃんの頭から足までを
まっすぐに保つように設計されています、とか。能書きが上手。

そして、写真を見ると、大成功!大喜びのみきお・・・!
なのですが、、、、実は、まだ自力で揺らす力が無いらしく、上手に揺れないため
あたしが手で揺らしてます(苦笑)

学べよ、みきお。

2011年10月18日火曜日

42歳からの子育て・・・2か月と20日(腱鞘炎?リュウマチ?)


ひたすら抱っこと授乳の日々続く・・・。
みんな、痛くなるんだよなあ。肩、首、腕、そして指!

生後2か月半が過ぎ、おっぱいを飲むのはとても上手になってきた。
そして私もマッサージの効果もあり、母乳の出が良くなってきた。
・・・しかし、3時間おきの母乳が毎日続いているおかげで、全身バキバキである。

特に、朝起きた時の、両手の指のこわばり。
私は30歳の頃、仕事上、パソコンの使用過多で、ひどい腱鞘炎になり、
治癒に3年かかった前歴がある。
夫イチロウも、仕事から帰宅すると、腕が痛い私の代わりに、みきおの抱っこ要望に
応えてくれており、だんだん、首、肩の痛みを訴え始めた。

中年夫婦、2人そろって、近所の接骨院に駆け込み、交代でマッサージたいむ!
肩も腕も痛いけど、それにもまして、指が痛くて思うように開かない。
「これって、リュウマチですかね?」と、思わず、接骨院の先生にたずねてしまった。
まあ、産後の、育児に慣れていないお母さんは、たいてい腱鞘炎になるらしいし、
ホルモンの影響もあるようだ。

そんなわけで、パソコンにもなかなか向かえない。

みきお、は生後2カ月半をすぎ、どんどん新しい刺激を求めるようになってきた。
一日中、家の中にいると、機嫌が悪くなる。
「ぼくは新しい世界が見たいんだ!」と顔が言っている。
ベットサイドのメリー(ぐるぐる回るおもちゃ)も、1回は喜ぶが、2回目以降は泣く。
飽きるらしい。

・・・てなわけで、なるべく、天気の良い日は、裏山を経由して野津田公園の散歩にいく。
抱っこひもにいれてね。
家を出て、歩き出し、多くの木々の中に入ると、嬉しそうに空や大きな木を見上げ、
鳥の声や虫の鳴声にじーっと聞き入るような表情をする。
この時間、大事だなあ、と思う。

しばらく歩くと、すーすーと寝入る。
風の音を聞きながら、木々の葉の揺れる音の気持ち良さに、私まで眠くなる。

なんとかね、こうして私も散歩をしながら、身体をほぐさないと。
有能な、首が、腕が痛くならない抱っこひも、そして授乳体制の改善に取り組むべし、だな。

2011年10月6日木曜日

42歳からの子育て・・・生後2か月と8日(町田市からの助産師さん来訪)

<丸くなって眠るのが好き>

今日の来客は町田市から派遣されてきてくれた、助産師さん。植草さん。

「産後のお母さん宅を、一軒一軒訪問してくれるとは、なんて親切!」と言うと
「そういって、喜んでいただけるとこちらも嬉しいです」と。
断られることもあるらしい。わたしは一人でちゃんとやっていくから大丈夫などと。

しかし、実際には、お母さんの3割がメンタルでまいっているらしい。
産後うつ、は深刻な問題。
それを早く見つけ出すためにも、このように訪問&相談してくれる、が重要なんだろう。

私の目下の悩みは、ひたすら授乳による腰痛、肩こり、腱鞘炎。
それ以外は、ある程度、寝不足も含め、もう慣れてきた。
家事はすっかり夫に甘えている。(ありがたい)

「男の子は特に甘えん坊ですから、とにかく3歳までは、しっかり甘えさせてください」
「赤ちゃんは、今でもお母さんと一体化。だから、お母さんがそばにいないのは、
宇宙に一人、放り出されたような不安に陥るのよ」と。
乳児のとき、母親との信頼関係をしっかり築くことが、3歳以降の自立につながるとのこと。
そういえば、出産した病院の小児科先生も同じようなアドバイスをくれた。
今はしっかりと、泣いたら抱きしめてあげて、おっぱいを好きなだけあげることが大事と。

「昔は泣いてすぐ抱くなんて、抱き癖がつくから駄目!という時代だったわよ」
母はスポック博士の育児書が全盛の時代。母乳よりミルクが良い、の時代。
時が変われば、育児の方針も全く逆になるのだから、恐ろしい。

というわけで、腱鞘炎はつらいが、とにかく抱っこ&おっぱいが一番なのだと改めて教わり、
将来、大きくなって、自立できないひ弱な息子にしないためにも、
今はたっぷりの愛情、甘えさせる時。
ぴったり肌をつけて、一体化の時代を過ごす時。

町田市の助産師さん来訪、非常にありがたかった。
明るく、いろいろな相談にのってくれた。
生まれて初めて、行政のお世話になったなあ、これは必要な仕事だなあ、という実感を
ひしひし感じた今日でありました。

42歳からの子育て・・・生後2か月と8日(ついに天使の笑顔が・・・)

<大きな古木の前で>

なかなかパソコンに向かえなかったので、先週末の出来事を。
10/1(土)朝。数日前にべビザラスで購入した、「メリー」を試したところ、
ものすごい真剣なまなざしで見つめて、そして本物の笑顔を見せ、
「うーうー!あーあ!」と、大喜び、歓喜の声をあげた。
20分間、クラシック音楽をバックに、カラフルな動物のぬいぐるみがくるくる回る。
さすがだなあ!相当に研究されたおもちゃなんだろう、こんなにも、まんまと喜ぶとは・・・。

アメリカの玩具メーカーらしく、同封の解説書がよーくできている。
乳児の発達ステップの説明とその時期に必要な、最適なおもちゃの特徴が書かれている。
やんわりと。上手に。こんなおもちゃが赤ちゃんの発育を促進しますよ、、、と、解説書の
そこここに、販売促進のツボ、が埋め込まれているのだ。

ついに、”反射”ではなく、本物の意志ある笑顔がみきおにやってきた。
まさに、天使の笑顔! 
なんてかわいい笑顔なのだろう。
この笑顔をふりまかれたら、どんなに睡眠不足でも、体中ががちがちに筋肉痛でも、
そんな疲れ、一気に吹っ飛んでしまうのが母親なのだ。

毎朝、このメリーで刺激を受けているせいか、日に日に、表情が豊かになっている気がする。
私だけでなく、新しい客人が来たりすると、顔をじーっと見つめ、天使の笑顔を振りまくように。
・・・この笑顔には、夫イチロウもめろめろである。かわいいかわいい、と撫でまわす。

10/1同日。とてもいい天気。秋晴れ。
絶好の散歩日和のため。裏の野津田公園を初めて3人で散歩にいく。
東京都とは思えないような、自然の樹木がたくさんの、豊かな公園。
引っ越して以来、妊婦になってからも、毎日のように歩き続けた、お気に入りの公園。
こうして赤ちゃんが生まれ、3人で歩く日が来るとは・・。
温かい陽の光を受け、木々の中で幸せを噛みしめた。

樹和(みきお)の由来は、この豊かな木々、自然。そして平和な世界。
まさに、ここが”樹和”ワールド。

2か月あまりの育児の疲れが、この木々の緑の中、ゆっくりと溶け出して
新鮮なエネルギーを補充できたようだ。

肝心の樹和(みきお)、は、ずっと、父の腕の中で夢の中であった。
これからは紅葉の季節。日々の楽しみが身近にあることはすばらしい。
天使の笑顔と自然に囲まれた幸せな週末だった。