2011年9月14日水曜日

42歳からの子育て・・・生後1ヶ月と16日(「桶谷式母乳育児」に習う・・・その2)

9月13日。二回目の桶谷式母乳教室へ。
前回、初めてのマッサージ&指導後は、赤ちゃんの飲み方が深くなったようで、ミルク補充が
かなり少なくなってきた。前日9月12日は、1回40mlのみ補充。
退院後、母乳だけでは足りない感があり、1日300mlは補充していた。一気にミルクをやめると赤ちゃんの発育が鈍るのでは?と多少の不安があり、なかなかやめられない。

前回、石田先生からは、「もし、母乳後、赤ちゃんが足りないような反応をしたら、すぐミルクを足していいですからね。1日200ml以内にしてみましょうか」とのアドバイスあり。
毎回必ず補充するのはやめ、赤ちゃんの反応を見て、満足してるようなら補充しないように変えた。

そんなわけで、1日1回補充にまで減らすことができたのは嬉しかった。

2回目のマッサージは前回よりは痛くない。
そして、相変わらず、母乳を噴水のように放出してくれた。
「ちょっと冷たい母乳が残ってるわね」と先生。
「それって、古い母乳ということですか?残ってる母乳は絞った方がよいのでしょうか?」と私。
「いや、あなたの場合は搾乳はしなくていいわ。なるべく頻繁に時間をあけず、授乳してね」と先生。

母乳飛び散るなか、てきぱきと指導してくれる。
豆乳はいいのか?牛乳と同じで1日200mlまでならOK・・・などなど、食事に関する疑問も解決。
「なるべく、暖かい飲み物を飲むようにね」とのこと。
身体を冷やさない方がいいのは、妊娠中も一緒。妊娠したい人への注意事項でもある。
やはり、身体は暖めるといろいろ良いことがあるのだな。

次回、木曜に札幌でのラスト母乳マッサージ。
その時、東京の良い先生を紹介してもらうことに。

さて、私のマッサージ後に、急患が来た。
乳腺炎で高熱にうなされ、数日苦しんだ様子のお母さん。
赤ちゃんはちょうど生後二ヶ月。おばあちゃんが付き添いしてきた。
熱のため朦朧として、しかもおっぱいが痛いらしく、母乳マッサージ中も、かなりつらそうだった。

先生は、優しく、丁寧に、今までの経過やかかりつけの病院での対応などを聞き取り、
「大変だったね。がんばったね。どうしようか、今日は専門の病院にこれから行くかい?」
などと、細やかにフォローしている。

乳腺炎になる要因はいろいろあるらしいが、とにかく、あのお母さんのつらそうな様子、
消耗してる様子を見てたら、こっちまで痛くなりそうだった。
痛いだけでなく、精神的に、かなり参っているようだった。
マッサージ後半になり、先生はまさにカウンセラーのようにお母さんの心の中を聞き取り
「つらかったね。泣きたいかい?泣いていいんだよ。産後はみんなそうだからね。いいんだよ」
一緒に泣いてあげるような口調で、慰めつつ、彼女の疲れ切った心身をほぐしてあげていた。

マッサージを受けながら、涙を流し、つらかったこの数日を先生に打ち明けるお母さん。
こういうことを言える場所が欲しかったんだなあ、このお母さん、と思った。
痛いのもつらいし、赤ちゃんの世話もしなくちゃいけないし、高熱で動けないし、
旦那さんはなかなか帰ってこないのか?
・・・1人で文字どおり、悶々と、格闘していたようだ。

乳腺炎・・・。相当に、つらいんだなあ。
気をつけなくちゃ。
しかし、気持はわかる。授乳の日々は、楽しいけど、うまくいかないこと多く、
いちいち、気になる、気に病む。
帰り際に、がんばってくださいね!と、小声で声をかけ、診察室を後にした。
心のケアも含め、普通の病院ではできない、細かな対応がここの魅力なのだろうな。

もっと母乳について勉強をせねば・・・!と思い、先生の本棚の中から
「桶谷式 母乳で育てる本」を借りる。
まだ1ヶ月半だもの。
まだまだ、長い授乳生活。学びを続けよう。

いやあ、しかし、母乳マッサージの威力はすごいです。
なんか、どんどん赤ちゃんのおっぱいの飲みっぷりが良くなってきました。
ありがたや。

2 件のコメント:

  1. 乳腺炎いたいのよねー(涙)
    もし、おかしい・・と思ったら助産院にいくとマッサージしてくれるよ。
    乳製品やアイスクリームはつまりやすいよね。

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  2. うん。そうだってね。経験者の多くが、乳製品、生クリームがだめだった!と言ってる。気をつけます。食事には妊婦時代にもまして、気をつけてる。

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